すうさんの部屋(架空対談)
第4回目のお客様「田代まさしさん」

「どうも、すうさい堂主人です。今回のゲストは男ならみんな大好き、この方です!」
「こんにちは、マーシーです!」
「ブラボー!フゥワフゥワフゥワフゥワ!(すうさい堂主人及びギャラリー ※男のみ)」
「いやー、ひさびさなんで照れちゃうなあ」
「まずはあなたに歌のプレゼントがあります」
「おっいいね」
「それでは、(今日もどこかでデビルマンのメロディーで)

 ♪誰も知らない知られちゃいけない 田代マンのマニア道
  クワマンも知らない 志村も知らない
  田代マンのマニア道
  人よりもフェチである 人よりも固執する
  その美しいものを のぞきたいだけ
  今日もどこかでミニにタコ 今日もどこかでミニに〜タ〜コ〜

 ・・・・おそまつさまでした」
「い、いや、どうもありがとう。でもちょっと悲しくなってきた俺」
「またまたあ」
「シャブ打って元気出そうかな」
「ぎゃはははは!それそれ!マーシーギャグ最高!
 あ、『自爆』読みましたけど、最高でした」
「ありがとう」
「100円コーナーで見つけました」
「(ずっこける)」
「ダイナマイトを葉巻変わりにくわえて火をつけようとしているカバーにしびれました」
「自信作だよ!」
「その程度で自信作って言えちゃうマーシーセンス最高!」
「(ずっこける)」
「ああいいなーそのリアクション。
 しかしこの本から読み取れるのって自己愛・自己弁護・自己憐憫・自己正当化とかそんなのばっかですよね」
「そんなことないって」
「とにかく家族を愛してる、と言いさえすればすべて許されると思ってる」
「そんなことないっつーの」
「パンチラなんて興味ない、みたいなことまで書いてるし」
「だって本当だし」
「はあ?しかも『オレを反面教師としてクスリの怖さを知ってもらいたい』とか」
「いやクスリは怖いって。俺はそれですべてをなくしたんだ」
「そんな論理のすり替えはズリーですよ。シャブが先か、ノゾキが先か、それが問題だ!」
「そりゃあシャブだよ」
「違いますよ!マーシーさんの場合、ノゾキですよ!シャブはいい『オチ』がついたってなもんですよ!」
「マジで、世間の反応ってそうなの?」
「そうですよ」
「俺の青春は終わったああああ」
「はいはい(冷静に)。今現在のご職業(?)である『映画監督』の調子はどうですか?」
「天職だよ。俺の今までのテレビタレントをやってた成果がつぼみをつけたって感じ?」
「で、そのつぼみはいつ開くんですか?」
「きみ、きっびしいねえええ」
「だって『ノゾキ+シャブ=映画監督』ってそんな方程式ありえないですよ」
「ありえるんだよ。だって俺はアイドルの寝起き取材からここまで叩き上げた男だぜ」
「あー、やってることのルーツは一緒ですね。今気づいた」
「・・・・あのさ、ひとつ聞いていい?」
「どうぞ」
「君は、俺のこと、好きなの?」
「事件以前は大嫌いでしたけど、今は大好きですよ!」
 派手にずっこけるマーシー。
 はずみでポケットに忍ばせていた小型デジカメを「ガチャン!」と音を立てて落としてしまう。
 2人「あっ!!」

(2003.7.3)

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