すうさんの部屋(架空対談)
第3回目のお客様「叶姉妹さん」

「どうも、すうさい堂主人です。今回のゲストはとてもセクシイで高貴なこの方々、叶恭子・美香さんご姉妹です!」
「どうもー、はじめまして」
「ところでお二人のご職業を確認したいんですが」
「トータル・ライフ・アドバイザーでございます」
「そうですわよねえお姉さま」
「えーと、具体的にはどんなお仕事ですか?」
「トータルにライフをアドバイスするお仕事です」
「そうですわよねえお姉さま」
「それがよくわかんないっつーか」
「要するに試写会やパーティーでお色気をふりまく仕事でございます」
「そうですわよねえお姉さま」
「ざっくりしたお答えありがとうございます。ところであのー、やっぱりお二人は改造人間なんですか?」
「まあ、またこの方は面白いことを。おほほほほほ」
「そうですわよねえお姉さま」
「人をキューティーハニーみたいに」
「そうですわよねえお姉さま」
「自分で言いますか?わははははは」
「おほほほほほほ」
「っていうか恭子さんはどっちかというとフランケンシュタインみたいですよねえ」
「そうですわよねえお姉さま」
「(美香をぶん殴りながら)おい、そこは否定しろよ!このタコ!」
「あああああやめて下さい。すいません僕が悪かったです。・・・しかし無抵抗な妹さんですねえ」
「ええまあ私が自由奔放なのもので、妹の彼氏をしょっちゅう獲ったりしてますから。
 ここのところちょっと自分の世界へ入り込んでしまっているようです。私って少し淫乱なのかしら。おほほほ」
「そうですわよねえお姉さま」
「だから、そこは否定しろっつってんだろうがこのハゲ!(美香を殴る蹴る恭子。しかし艶然と微笑む美香)」
「いやあのもうやめて下さいようっ、話をっ、話をっ」
「ハァハァ、そうですわよねえ。私としたことが。ごめんあそばせ。おほほほほ」
「そうですわよねえお姉さま」
「がっ」
「まあまあ抑えて抑えて。あはあはあは。と、ところであの普段お部屋にいる時はやっぱりマッパ、だったりします?」
「そうですねえ。一番楽でございますからねえ」
「あー、一度家庭訪問に伺いたいですねえ」
「まあこの方ったら。おほほほほ」
「あと10年20年後の自分はどうなっていると思われますか?」
「もちろん、今と変わらないと思います」
「そうですわよねえお姉さま」
「(美香に向かって親指を立てる恭子)ナイス!」
「いやしかし、それはそれで楳図かずおの漫画みたいでちょっと怖いですねえ。脳だけ移植したりなんかして」
「・・・・おほほほ。意味がよくわからないわ」
「そうですわよねえお姉さま」
「(調子に乗って)二人そろって『シリコン・シスターズ』なんちて!」
「そうですわよねえお姉さま」
「だから何なんだよお前は!あたしと一緒にいるのがそんなにストレスかこのノイローゼ女!」
(ヒールのかかとで思い切り美香を殴る恭子。興奮のあまり服がはだけている。しかし微笑み続ける美香。
 こちらも殴られ続けているので、服が破れて肌あらわ)
「うわああああやめて下さい。やめて下さいよう(と、止めようとはしているものの実は半立ち)」
「(止まらない)このビッチが!このビッチが!」
「そですわよねえピーガーピー」
「いやちょっとあの美香さんから変な火花が散ってますってば!」
「この!この!この!」
「祖ですわよねえ乎姉さま祖ですわよねえ御ねえさまそですわよねえおねえ」

(2003.6.29)

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